18/07/13
当クラブが結成40周年(平成20年2月)の記念事業として自然環境保護の目的でインドネシアのバタム島周辺の3ヘクタールの干潟を「ライオンズの森」に設定し、現地バタム市のライオンズクラブと連携してマングローブの植樹を開始して10年間が経過しました。
インドネシアにおけるマングローブ植林活動については、3年前に私たちは3ヘクタールの植樹を完了した時点でこの活動を一旦休止しました。
しかし、7年間の現地ライオンズクラブとの提携が幸いして、現地ライオンズクラブよりマネジメントの肩代わりの提案があり、種苗の確保、漁民との交渉、植林作業のための一切の準備をバタムの5つのライオンズクラブが共同して行うことになりました。
インドネシアのライオンズクラブとしては、ガバナーが視察を行うなど非常に注目している事業であり、われわれが休止している間も、アースディの事業として、レオも動員して独自に事業を継続してくれていたほど熱意を持ってくれております。併せて、今後はバタム市役所もこの活動に加わることになり、その社会的意義はさらに大きなものになると考えられます。
今年2月の当クラブ結成50周年記念式典にあたってはバタム島のライオンズクラブから多額のドネーションをいただきましたので、そのお礼と現地の5つのライオンズクラブが継続してマングローブの植樹に取り組まれていることに対する敬意を表する意味もあって7月11日から13日にわたって、現地を訪問し、当クラブからドネーションをお渡ししました。
訪問者はL山崎広太郎・L篠隈光彦・L児嶋峻司・L西山多嘉禰の4名で、いずれも当初からバタムの皆さんと交流しているメンバーです。写真はFriendship Dinnerの様子です。
席上、6月28日から7月8日にかけて日本の広い範囲で記録された集中豪雨によって、特に西日本が大きな被害を受けたことが話題になり、バタム島の皆様から1000万ルピアの義捐金(ドネーション)を広島の被災地に渡して欲しいと依頼され、お預かりしてきました。
当クラブとしては今後もバタム島の5つのライオンズクラブ(写真5)と連携を取り、彼らが支援計画している86ヘクタールにも及ぶ大規模な国立植物園の整備事業などにも協力していきたいと考えています。